【DAY10】城巡り、奥武島(2回目)そして沖縄の宗教観
南部のおっとりした雰囲気がとても気に入ったので、再び訪れました。
こないだはウミカジテラスで食事をしなかったので、レストランの開店に合わせ再訪。
タコライスの有名店「タコライスカフェ きじむなぁ」へ。
青い海を見ながら食べられます。
目の前が空港の着陸場所となってるので、迫力のある飛行機の着陸を間近で見ることもできますよ。
一番気に入った百名ビーチをまた見たい!
ということで更に南下し、百名ビーチを臨めるカフェ「Cafeやぶさち」へ。
しかし、満席だから入れませんとお断り。
え?前はもっと人気の浜辺の茶屋のベストな席に一発で座れたのに??
曜日感覚失ってたけど、そうだ。今日は日曜日だった。
車で15分ほど待機して出直したら、「1名ならいいですよと」すんなり入れました。
おいおいさっきの案内は何だと思いつつ中へ。
残念ながら、窓側席は予約済とのこと。海から一番遠い席へ。
もしシーズンだったら、私みたいな行き当たりばったりの旅行は難しいんだと学びました。
席さえ良ければこんなに素晴らしい海が見れます。
そして、南部には城(ぐすく)ロードという、城跡が密集した道があるので、1つ1つ見学をすることにしました。
城とは、シロという漢字を当てはめてはいるけど、いわゆるお城的な役割だけではなく、神聖な祈りの場としての役割もあったのではないかと言われているようです。
こちらは垣花城跡。
ここの城の役割について記載された記録書はなく、詳しいことは分からないよう。奥まで歩いてみる勇気はない。
こちらは玉城城跡。
こちらも同様、詳しいことは分からないよう。正確な築城年代、城主も不明。
琉球の始祖とされるアマミキヨが築城し、城主はその子孫では?との記録はあるようです。
こちらも奥までは入りません。
奥まで入らないというのは、奥には御嶽(うたき)と呼ばれる場所があり、祈りの場となっているからです。
信者ではない人間が入るべきではないと感じたので、あえて手前で踏みとどまりました。
ちなみに、観光地化されている斎場御嶽(せーふぁうたき)は、御嶽の中でも「最高の御嶽」とされているようです。
城ロードも満喫し、癒されたくなったのでまた来てしまいました。
奥武島です。沖縄で一番好きな場所です。
こないだは島の入口しか見なかったので、今回は島の裏側をじっくりお散歩。
写真右側の低い塀を乗り越えると、ゴツゴツした岩場が広がっています。
コンクリートで歩きやすくなっている箇所があるので、ここを歩くのがオススメ。
歩き進めて海に近づくと、緑の何かが岩にへばりついたエリアに。
この緑の何かを採っていたおばぁがいらっしゃったので、これは何かと尋ねてみました。
これはアーサ(あおさ)とのこと。
確かに、香ばしい美味しそうないい匂い。
それにしても幻想的。
奥の方でサップをしてる人達もいました。魚とか綺麗に見られるんだろうなぁ。
島の東側には竜宮神という神様のいる場所があります。
拝所となっているので撮影はせず。
拝所の下はこんなに透き通った浅瀬です。
じゃぶじゃぶ入り込んで釣りをする人達もちらほら。
そろそろ帰ろうかと車に戻ると…
車の周りが猫ちゃん大帝国になっていました。
伸びに伸び切ってる。
1匹が擦り寄ってきてくれました。超可愛い。これだけ人間に心を許してるのは、意地悪をほとんどされてこなかった幸せな猫ちゃんたちなんだろうな。
やっぱり、この癒しの島が大好きすぎる。
那覇のホテルに戻り、駐車場に車を停め降りると…
またか!
この猫めちゃくちゃついてくるし、遊んで攻撃がすごい。
何だか猫に好かれた1日でした。
夕飯は安里の有名店「うりずん」へ。
ガイドブックに必ず載ってる超人気店。
食べかけで失礼。
カウンター席に着くなり、千葉から来た、何故か中国語の話せる一人旅中の大学教授と仲良くなり談笑していたら写真を撮るのを忘れていました。
一人旅なら自分の写真がないでしょ、とおじさんが気遣って撮ってくれました。
食べ進めていると、お店のおばちゃんが突然「これ食べなさい」ともずくをプレゼントしてくれました。優しすぎる。
そして全てが美味しい。
驚いたのがゴーヤーチャンプルー。きちんと調理すればゴーヤってこんなに甘いんだなぁ。
沖縄独自の緊急事態宣言最終日だったので20時閉店。短い時間でしたが、一人旅で誰かと会話をしながら食事をすることがなかったからとても充実感がありました。
10日目の感想
・もう少し沖縄の宗教観について学びたい
・沖縄県改め猫ちゃん大帝国に変えた方がいいと思う
・沖縄住めるなと思い始めている。
明日へ続く。