【DAY6】車なしで那覇と浦添を攻める
昨日車を返してしまったので、今日はホテルのある那覇市と、その隣の浦添市攻略。
まずは国際通りの再訪。初日お店が開いてなかったのは、時間が遅かったからなんじゃないかという疑念が拭えなかったので。
しかしやはり多くのお店が臨時休業、閉店していました。
ものすごく心配になる。
第一牧志公設市場に行くも、観光客より店員が多くてめちゃくちゃ声をかけられるので、なんとなく申し訳なくて写真を撮れず。ここも空き店舗が目立つ。
1時間くらい散策するとお腹が空いてきたので、ステーキハウス88へ。
外観の撮影は忘れました。
ヒレステーキをレアで。サラダとマッシュルームスープも付いて1,600円と破格。めちゃくちゃ美味しい!
かなりお腹がいっぱいになったので、消化を兼ねて散歩。
気づいたらゆいレールおもろまち駅に到着。
駅直結の「Tギャラリア」という沖縄県外に出発する人のみが利用できる免税ショップへ。外国人じゃなくてもOKらしい。
本当はじっくり見たかったけど、ここも客より店員の方が多くてなんとなく恥ずかしくてさーっと1周だけして退散。
次の行先に迷いながら地図を見ていたら、「港川外人住宅」の文字が。
バスでも行けそうだったけど、徒歩でも1時間くらい。
まだお腹は膨れてるし、1時間もあれば消化できるだろうと歩くことを決意。
この判断が間違っていた。
今日はとにかく暑いということを計算に入れていなかったのである。
ノースリーブワンピースを着ていたが、それでも暑い。
行程はこの地図の通り。
さらに計算に入れてなかったのは、午前中から既に2時間は歩いていたということ。
いつも履いていたスニーカーなのに靴擦れをしたのである。めちゃくちゃ痛い。
途中からバスに乗ろうにも、バス停がちょうどいいところになく、進むしかない。
カフェに入ろうにも、一件も見当たらない。
歩いてしまった距離的にも戻るにも戻れない。
しかもあろうことか携帯の充電器を忘れていたのです。行程半分のあたりで残数35%。
もはや地獄も同然。
なんでこの選択を取ったのか、自分を恨まざるを得ません。
心を無にして歩き続けました。
そしてついに…
着いた…
疲労が蓄積しすぎて、もはや薄い喜びの感情。
ここはかつてアメリカ人が暮らしていたという邸宅を、カフェや雑貨屋に改装した観光地。
路地ごとにアメリカの州の名前が付けられています。
ここに来た目的は有名なカヌレ屋さん、「黒糖カヌレ ほうき星」。
ネバダ州路地にあります。
お店も袋もめちゃくちゃ可愛い。食べるところはないので、一旦お持ち帰りします。
疲労が溜まったので、一度ホテルに帰ることにしました。
流石にバスで。整理券で乗るタイプ。
一旦ホテルで休憩し、景色のいいところでカヌレを食べるためにホテルから徒歩で行ける「波の上ビーチ」へ。
ここは国際の通り近くの県庁前駅からも徒歩15分程度です。
カヌレとご対面。かわいい!
波の上ビーチの透明度チェック。
街中でこの綺麗さ。
そしてこのビーチとその付近には猫がたくさんいました。
この距離でもビビらない猫たち。
その体勢は楽なのか?
夜ご飯は、ホテル近くにあって気になっていた定食屋さんへ。
大盛りが売りらしい。
野菜チャンプルーをオーダー。
ん?普通の野菜炒めでは…?
ここでチャンプルーは炒め物という意味だと気づく。
沖縄料理だと思ってたから拍子抜けしたものの、味はおいしい!
お店の昭和漂う雰囲気も最高。
6日目の感想
・車がなくても沖縄はある程度楽しめる。
・車なし滞在でも青い海は見ることができる。
・が、車があった方が楽しいし楽。
明日へ続く。
【DAY5】ひめゆりの塔、新原ビーチ、奥武島、平和記念公園
5日目は南を再び攻略。
意外と行き残してたたところがあるなぁ。
まずはひめゆりの塔。
沖縄戦について子供の時に勉強したことはあったけど、大人になって改めて資料館で触れるとまた違う感覚が胸の底から湧き上がってきて、どうしてもじっくり見ることができない展示もあった。
きちんと向き合えなかったお詫びではないけれど、少しだけ募金をしてその場を後にした。
次に、ガイドブックでめちゃくちゃ気になってた食堂かりかへ。
運転に自信がないのに、車1台がギリ通れる道を進めとナビが指すから冷や汗が止まらない。
ぶつけないように気をつけながら奥まで進むと…
看板みっけ!
新原ビーチ上にある食堂かりかでは本格カレーを味わうことができます。
ほうれん草エビカレーをオーダー。
爽快感あるスパイスがたっぷり入ってておいしい。
でも辛いのが苦手な人は注意。結構辛い。
次は車で行ける離島、奥武島へ
ここが何とも地元感溢れてて最高。
島は車で5分ほどあればできる程小さいけど、アメリカンビレッジ以来の混雑具合。
地元の子供達が海に飛び込んだり、地元民の井戸端会議が開かれていたり…
ここはコロナとは完全に無縁なんじゃないかとさえ錯覚する平和さ。
混雑しているのは人だけじゃありません。
猫の島と言われる程、人懐っこい猫で溢れています。
そして!この島で一番有名な食べ物は天ぷら。購入するには並ばなくてはならないくらい大人気。
写真は海ぶどう天ぷら。
漁港の堤防に腰掛けてぺろり。
こんっなにおいしい天ぷら食べたことない。味がしっかりついてるので調味料無でも満足感がとてつもない。
そして1個70円という安さがさらに幸福度を増幅させてくれます。
揚げ物じゃ飽き足らず、紫芋アイスもペロリ。
他にもイカ墨汁やイカ墨カレー、見たことがない魚の刺身などなど。美味しそうなもので溢れて、胃が全然足りない。
時間があったらもう1回行こう。
最後は平和記念公園。
とにかく広い。
ひめゆりの塔でメンタルを消耗していたので公園の散策に留めました。
次行った時にはちゃんと勉強させて頂きます。
5日目の感想。
・大人になってから改めて戦争への理解を深めるべき。
・奥武島の島民になりたい。
明日へ続く。
【DAY4】ニライビーチ、やちむんの里、嘉手納基地
4日目は西海岸付近をドライブ。
残波岬を目指して出発するも、ニライビーチという案内標識が見えてしまったので目的地変更。
衝撃の透明度と天国感。
高級ホテル、ホテルアリビラ隣接のビーチです。
こんな感じで30分ほど座って海を見ていました。
ふと、後ろを振り向くと…
いつ頃からいたのだろうか。すぐ後ろにウェディングドレスとタキシードを着たカップルがウェディングフォトを撮ってるではないか。
え、邪魔だったよね?言ってよ?と言う気持ちと、申し訳なさと、おひとり様がビーチに座ってる姿とカップルとの対照的な様子はカメラマンからどう思われてたんだろうという恥ずかしさを抱えて急いで退散。
ランチは沖縄そばが続いていたので定食が食べたくなり、近くの定食屋「花笠」へ。
↑フーチャンプルー定食(卵で絡めたお麩と野菜を炒めたもの)
味薄めな沖縄料理が続いていたので、めちゃくちゃ美味しく感じた。
地元のおじぃおばぁも食べに来てたよ。
次は近くにあったやちむんの里にちょこっと寄り道。
この窯で陶器を焼くらしい。
焼き物を買いたかったけど、飛行機の重量超過が気になってしまって何も買えず。
さて次はどこに行こうかと悩んでたら、遠くの方で軍用機がものすごいスピードで飛んでいるのが見えました。
そうだ、嘉手納基地を見に行こう。
軍用機の離発着は「道の駅かでな」から見ることができます。
写真の真ん中よりすこーし左に灰色の飛行機がいるの見えるかな。
飛行の音も直に伝わってくるし、写真では伝わらないけどめちゃくちゃ大きいし、かっこいい!!
スポット的にはやや地味だけど、やちむんの里に行くなら絶対ここも寄るべき。
そういえば那覇市内を走るバスのラッピング広告で見たんだけど、「基地留学」というものがあるらしい。
日本にいながらアメリカの大学、大学院に通えるとか。しかも、アメリカの学校に行くよりリーズナブル。
米軍基地がある日本の土地に住む高校生にとって、基地内への大学進学は一般的な選択肢の一つなのだろうか?現地の大学のキャンパスライフとはどう違うんだろう?
ものすごく気になる。そして是非行ってみたい。
つまみ食いを重ね、お腹があまり空いていなかったので夕飯はスーパーで簡単なものを購入。
レストランで美味しいものを食べるのもいいけど、ご当地でしか食べられない限定商品をホテルでゆっくり食べるのもいいよね。
(後からよく考えたらまた性懲りも無く沖縄そば食べてるじゃん…)
4日目の感想。
・ビーチに腰掛ける際は背後にウェディングフォトを撮る幸せそうなカップルがいないか定期的に確認すること。
・やちむんがとっても可愛いので、持ち帰るために荷物重量には余裕を持つべき。
・基地内留学行きたすぎ。
明日へ続く。
【DAY3】本島南部を攻める
3日目は本島南部の攻略。短時間で色んなところを周りました。
まずはウミカジテラスへ。
全体像はガイドブックにも死ぬほど載ってるので割愛。
ここにもコロナの影響が。空室がかなり目立ちます。
テラスの一番上に登ると超爽快。
1人でも、頑張れば誰かに撮ってもらった風のいい写真が撮れます。
手にマスクを持ってるのも思い出。
次はウミカジテラスから程近いイーアス沖縄豊崎へ。
ショッピングモールの中は軽く見るに留め、隣に広がるビーチに繰り出しました。
@オリオンECO美らSUNビーチ
ここからは軍用機や旅客機の離陸を見ることができます。
旅客機の比べ物にならないくらい速い。めちゃかっこいい。
お腹が空いたので、より南に車を走らせ屋宜家へ。
ここは古民家を沖縄そば屋さんに改装しており、雰囲気は抜群。
建物は重要文化財に指定されてるらしいです。
ジューシィセットは完売してて残念。
アーサそばを単品で頂きました。
畳の上でそばを食べていると、心地よい風が入り込んできました。
昼寝したいくらいでしたが、次のお客さんが待っていそうだったのでそそくさと退散。
そして次の目的地である浜辺の茶屋へ。
たぶん、天国ってこんな感じなんだろうな。
店内席もあったけど、断然窓側席がオススメ。今まで行ったカフェで一番良かったかも。
名物料理がある、と言うよりは雰囲気を楽しむカフェ。
そしてニライカナイ橋へ。
絶景すぎて…ではなく、展望台に行きたいのに車を止める場所がよく分からず計3往復。
結果、ガイドブックに載ってるこの景色を撮るには路駐しかないと判明。これシーズンの時はどうしてるんだろ。
最後は斎場御嶽(せーふぁうたき)へ。ガイドさんに神聖な場所だよ、と色々教えて頂いてから写真を撮るなんて恐れ多く、チケット売場のみ撮影。
チケット売場件駐車場と斎場御嶽まで500mもあって汗だくになる。
斎場御嶽に入る前に、ガイドさんが沖縄における斎場御嶽の役割や価値について丁寧に教えてくれました。
斎場御嶽はひんやりしていて、静か。
言葉で表し切れない、何かが心をスーッと通り抜けていく感覚を味わいました。
見学の帰り道、一般人は足を踏み入れられない拝所でお祈りするお爺さんとすれ違いました。
と同時に、爽やかな気持ちが一気にモヤモヤへと変わったんです。
自分たちみたいな一般人が踏み入れていい場所なのかな。真剣に崇拝してる人たちは観光地化されてく斎場御嶽をどう思うのだろう。
じゃあ神社仏閣も誰でも入れるじゃん。って話になるんだけれど。
斎場御嶽は霊感が強い人だと「ここからは行けない」と感じるくらいの場所なんだとか。
私は霊的なものは何にも感じなかったけど、なんとなく歯切れが悪いような、申し訳ないような、さっぱりしない感覚を残して斎場御嶽を後にしました
しかしチケット売場に戻るとそんなことも忘れ、沖縄のお菓子、こんぺんを購入。落花生で作られた餡が入ってました。素朴で美味しかった。
最後に夕日でも見ようかなーとあざまサンサンビーチへ。
到着して気づく大誤算。
あざまサンサンビーチは東向きのビーチ。海を眺めながら、夕日は自分の背中の山の中に沈んでいきました。
3日目の感想。
・今はガイドブックに載ってる人気店でも並ばずに入れる。
・夕日が見たいならビーチの向きにご注意を。
明日へつづく。
【DAY2】海中道路、伊計ビーチ、アメリカンビレッジ
2日目は沖縄本島中部へドライブ。
タイムズレンタカーを利用しました。
4日間でレンタル料4,000円。免責保険に加入しても8,100円。
安すぎる。恐るべし沖縄のレンタカー事情。公共のバスを利用するよりもよっぽど安く済む。
ホテルから車を走らせて1時間、海中道路に到着。
右も左も海なんて、こんな景色見たことない!
せっかくここまで来たからと、海中道路を渡ったところにある平安座島、宮城島の更に奥にある伊計島へ。
伊計ビーチ発見!
入り口はこんな感じ。入口で見学料200円を求められます。駐車場代込みとのこと。
なんだこの透明度。
夏は色んなマリンアクティビティもできるみたいです。
お腹が空いたので海中道路に戻り、駐車場にあるレストラン「海中茶屋」へ。
ロケーションが最高。
もずく麺沖縄そばともずく揚をオーダー。もずく麺はもちもちでめっちゃ美味しかったです。
クラブミュージックみたいな音楽がガンガン流れてたこと以外はgood。
お腹も膨れたので最後の目的地であるアメリカンビレッジへ。
初めて沖縄でこんなに多くの人と出会った。
そうか地元民はここにいるのか。
キラキラした人たちが家族、友達と楽しそうにショッピングや食事を楽しんでいました。
7割以上は欧米人のイメージ。
でも、おひとり様でも大丈夫。
ちゃんとおひとり様用の椅子もありますよ。
夕日のベストポジションを確保し、夕日が沈むまでを見届けました。
全く、切なくありません。
全く。
2日目の感想。
・海中道路まで行くなら絶対伊計ビーチまで行くべき
・アメリカンビレッジは1人で行くもんじゃない。
明日に続く。
【DAY1】首里城と国際通り
時間ができたので沖縄に2週間1人旅しています。
思いの外1人旅が寂しかったので、旅の目的を作るためにブログという形で発信することにしました。
沖縄に2週間という長期で沖縄旅行に行くという皆様の参考になればいいなーと思います。
那覇空港に14時半頃到着。
1軒目のお世話になるホテルは旭橋駅にあるティサージホテル那覇。
ここのホテル、何しろコスパが期待以上。おすすめポイントは以下の通り。
・6泊1万8千円と破格。
・新しいので設備が綺麗。
・フロントの方の対応が丁寧。部屋が空いていれば無料グレードアップしてくれる。
・アメニティも充実。
・ランドリー、電子レンジ有。長期滞在向き。
・近くにコンビニがあって便利。
この値段でここまで!?というクオリティ。
車の駐車料金は1泊1,000円。ですが、ホテルに帰ってきた後に車を出す予定がなければ周りの駐車場の方が安いですよ!とホテルの方が教えてくれました。
優し…
ホテルの周りだとここが一番安い。
明るいうちに首里城に行きたくて、ホテルに着いてすぐにゆいレールで向かいました。ホテルから40分くらい。
想像以上に焼け落ちててびっくり。
そしてとにかく観光客が少ない。
この焼けた箇所を見るには入場料400円が必要です。
意外とあっさり見終わってしまったので、首里城から徒歩で国際通りへ。正味1時間。
沖縄の建物や街並みを観察しながら歩いてたらあっという間でした。
国際通りに到着してまたびっくり。
ここにも人がいない。
臨時休業と時短営業であまりにも寂しい街の様相。これはまだ19時前の写真です。
状況は東京よりも深刻そう。
お腹が空いてきたので国際通りで一番有名な沖縄料理のお店、「ゆうなんぎい」へ。
さすが人気店。やっと沖縄で“混んでる‘’ところを見れた。
いなむるちセット(1,400円)とオリオンビール(600円)。
カウンター席では地元の1人客もいるので比較的入りやすかったです。
国際通りからホテルまでは徒歩で帰宅。
20分程度。酔いを覚ますのにはちょうどいい距離でした。
初日の感想。
・那覇市内は頑張れば歩ける。
・コロナで臨時休業のお店が東京より多い印象。
・コロナとオフシーズンにより、とにかくどこに行っても人が少ない。
明日に続く。